DX推進やBPR、デジタルマーケティング戦略の実現に向け、専門家が御社のプロジェクトマネージャーを補佐し、プロジェクトの円滑な推進を支援します。 ビジネスプロセスマップをフレームワークとして導入することで、プロジェクトの進行を可視化し、不確実性を解消するための羅針盤として活用します。
→ビジネスプロセスマップ(ビジプロ)とは?~活用することで取り組めること~
ビジネスプロセスマップを活用したプロジェクトの進め方例
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ステップ1
オリエンテーリング
御社事務局メンバーの皆さんとビジプロに取り組む目的について共有し、進行方法の作戦を練ります。現状のビジネスプロセスについて概略を確認し、ビジネスプロセスマップのフレームを設計します。
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ステップ2
現状ビジプロ作成ワークショップ
現状について模造紙を使って図式化するワークショップをおこないます。どなたをワークショップメンバーに入れるかが重要です。ワークショップ後、当社でプロセス図をデジタル化します。
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ステップ3
現状ビジプロへの考察/課題整理
現状のビジネスプロセスを考察し、解決すべき課題やボトルネックになっている箇所を整理します。
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ステップ4
目指すべきビジプロ作成ワークショップ
整理した課題を読み合わせながら、今後実現したいビジネスプロセス案を検討します。
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ステップ5
アクションプラン検討
目指すべきビジネスプロセスを実現するためのアクションプランをリストアップし、取り組み方法を定めます。
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ステップ6
施策のトライアル実行
アクションプランのなかから「顧客価値への影響度」「実現可能性/難易度」の2軸で対策の優先順位を決め、実際に改善施策をトライアル実行します。
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ステップ7
振り返りとビジプロのアップデート
トライアルをした結果を振り返り、プロセス変革として正式採用をするかどうかを決め、ビジネスプロセスマップを更新します。
プロジェクト支援事例
事例1:住宅販売会社(注文住宅・住宅リフォームなど)
顧客との長期にわたる関係づくりのため、部門間連携強化に活用
課題背景
建てる前も建ててからも続く、長期にわたる顧客関係づくりをより強固にすることが重要な住宅業界。業界全体としてマーケティングや営業におけるデジタル活用が進むなかで、マーケティング部門や営業部門、サポート部門など、各部門の顧客とのかかわり方も見直す必要に迫られておりました。 そのための活動のスタートとして、ウェブサイトのリニューアルやMAツールの導入、インサイドセールス部門を立ち上げることを見すえて、デジタル活用方針を練るプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトにおける支援内容
顧客の情報収集方法や顧客行動の変化をとらえて、顧客接点の作り方を組織一丸となって見直すためにビジネスプロセスマップの作成活動を支援しました。
整理したビジネスプロセスマップにもとづいて、「オンラインでやること」「オフラインでやること」をビジネスの流れに即して整理し、重要度と緊急度が高いところからアクションプランを作成して改善活動を伴走支援しています。
事例2:製薬会社
営業接点をデジタルに置き換えていくための戦略立案に活用
課題背景
製薬業界では法改正や業界規制によって、従来のMRによる訪問営業中心の活動が困難になりました。 その代替策としてオンラインでの営業接点づくりを強化する必要がありました。 第一歩となる取り組みとして、自社サイトを用いたコミュニケーションプラットフォームの整備に取り掛かることになりました。
ご支援内容
自社サイトのウェブ戦略策定の一環としてビジネスプロセスマップ作成をご支援しました。 その後、ウェブサイトリニューアルプロジェクト承認を得るための役員会議でビジネスプロセスマップについても報告したところ、「これはウェブサイトに対してだけでなく、営業プロセス変革のさまざまなプロジェクトで活用できる」「業務改革のヒントになる」と評価され、さまざまな業務改革プロジェクトで戦略を練るための参考資料として活用されています。
価格/支援プラン
ビジネスプロセスマップ作成して、マーケティング変革や組織改善をするためのプロジェクトを伴走します。プロジェクト立ち上げ構想、チームビルディング、ワークショップファシリテーション、メンバー面談、プロセス分析やプロセス改善策の洗い出し、変革リーダーへのアドバイスなどをおこない、ビジネスプロセスマップの成果物作成だけでなく、それを使って変革ができる組織づくりにも取り組みます。
※費用や実施期間は、対象とするビジネス領域や事業の特殊性、組織体制によって異なります。 ※まずはビジネスプロセスマップの基礎と活用方法を知りたい方は、公開講座をご利用ください。